排卵による低温期と高温期
産婦人科を始めて受診する際の持ち物としては、まずは当然のことながら、健康保険証を持っていきます。
例えば様々な検査のみを行なった場合などです。
それによる病気が見つかった場合には、保険が適用されますが、それ以外は基本的に適用されません。
ですが念のため、健康保険証は忘れずにもっていきましょう。
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そしてもう一つ、産婦人科の初診の際に持っていった方がよいものとして、基礎体温表があります。
基礎体温表とは、毎日起きた直後の体温を測定したグラフのことです。
女性は一定のリズムで、排卵による低温期と高温期があります。
そのリズムが崩れている場合やその他症状に排卵が影響しているというケースは多くあります。
それを見分けるのにひとつの大きな参考資料となるのが、基礎体温表というわけです。
できれば、最低2か月分以上あると診察には非常に役立つのですが、普段は測定することもないものですから、この基礎体温表は産婦人科に持っていけない場合もあります。
しかし、2ヶ月間の基礎体温表をつけるまで行けないという訳ではありませんし、体調が崩れている状態を長く続けていく方がつらいことですから、無くてもまずは産婦人科へ足を運んでみる方がよいでしょう。
もし生理中だったとしても、産婦人科の受診をすることはできます。
内診をすることもあるかもしれませんが、生理中ということを一言言っておけば、それに沿って対応してくれます。
もし生理中の場合でしたら、ナプキンを持参すると安心です。
また、男性との性経験がない方でも、内診によって体や心が傷つくということがないよう、医師は配慮してくれるはずですから、怖がらなくても大丈夫です。
またよく、産婦人科受診の前に膣の洗浄を行なう方もいらっしゃいます。
内診の際に清潔にしておこうという配慮だとは思うのですが、検査に必要な分泌液が採取できなくなってしまうこともありますから、それは避けていくほうが無難です。
2011年10月31日 |
カテゴリ:産婦人科
総合病院と助産院
総合病院にある産婦人科のメリットは、何といっても、設備のよさです。
もし、出産中に何かトラブルが起きたとしても、すぐに対応できる設備も医師も揃っています。
特に高齢出産の場合や妊娠高血圧症などの病気がある場合などは、母子の健康と安全を考えると、総合病院の産婦人科がお薦めです。
デメリットとしては、医師と相談する時間が少ないことや、妊婦検診の際、少ししか時間が取ってもらえない可能性が高いということです。
個人病院の産婦人科は、総合病院ほど設備は整っていませんが、医師と妊婦さんがより密接に関係を作っていけますし、ちょっとした不安や相談にも対応してくれるというメリットがあります。
また妊婦教室もきめ細かく設定して開催してくれますし、出産で入院したときの食事もおいしいものが多いです。
産婦人科の個人病院の場合は特に、存続をかけて妊婦の数を増やしたい思いもあるので、いろいろなサービスを提供して、地域の産婦人科とは差別化しようとしています。
この傾向は、大都市に行くほど強くなります。
助産院は、産婦人科医が減少していっている現状の中で、出産を扱ってくれる重要な位置を占めるようになってきています。
以前は、助産院も産婦人科との連携をとりつつ出産を扱ってきていましたが、現在は法律の改正により、エコーなどの超音波を使用できる一方で、産婦人科の医師との提携が取れている助産院であるという証明が必要となっており、これがなければ助産院を開業、継続できなくなってきました。
助産院での出産は、暖かい雰囲気の中、家庭と同様で、家族全員が見守る中、出産を行なうことができるというメリットがあります。
ただし、助産院のデメリットでもあるのですが、いざというときの設備はほとんど整っていませんから、健康で順調な妊婦さんしか利用できない可能性が高いということがあります。
2011年10月25日 |
カテゴリ:産婦人科
各国の出産率
イギリスでも、産婦人科は日本と違っていまして、イギリスの医療レベルは日本と同等と言われているので、イギリスでの出産は安心と思われがちなのですが、実際にイギリスで出産経験をもたれた方は、もう二度とイギリスで出産したくないという方が多くいらっしゃいます。
それは、イギリスの産婦人科は非常に雑で、妊婦健診も内診や超音波健診はほとんどしないし、したとしても結果を聞くまでには非常に時間がかかってしまいます。
また出産時にも、産婦人科医が自分の休憩のため妊婦さんが陣痛を起こしていても待たせることもあるし、産婦人科医師が出産に立ち会うということはほとんどありません。
出産に産婦人科医の医師が立ち会うということは、非常に危険な状態であるというときだけです。
また細かいところまでの配慮が行き届いていないということもあります。
そのため、イギリスの産婦人科には、日本の産婦人科ほどの医療責任は重くのしかかっていません。
またお隣の韓国の産婦人科事情は、出生率が低いという点で少し日本と似ています。
韓国の出生率は、世界最低です。
しかし、出産にかかわる費用を保険適用できるような制度に改革したり、妊婦健診費として2万円を国から支給するようなシステムもとったりしており、何とか出生率を上げようとしています。
またオランダでは、自宅出産が多いというのが特徴的です。
自宅出産ですから、主に助産師が出産に立ち会います。
そのため産婦人科医が立ち会う出産の数は日本より少なく、負担は少なくなっています。
ここ数年では自宅出産の割合は減少してきているといわれていますが、全体の出産のうち約3割は、産婦人科ではなく自宅出産となっています。
これは日本と比較しても、大幅に高い数字です。
日本は、他の国々と比較してみると、非常に行き届いて大切に妊娠、出産を捉えています。
そのことは結果的に産婦人科医の負担増という現実を生んでいますが、医療レベルと健診レベルからみたら、日本の産婦人科はすばらしいものといえるでしょう。
2011年10月22日 |
カテゴリ:産婦人科